更卒(読み)こうそつ

世界大百科事典(旧版)内の更卒の言及

【賦役】より

…ただし具体的な内容や賦課方式については,王朝によって差異があるので,以下いくつかの王朝について略説するが,全体としてみるなら,実労働の負担から代納とくに金銭によるそれへの移行が大勢である。 漢代の徭役は,該当年齢期間33年の間に,兵役たる戍卒(じゆそつ)とその他の力役を併せて,2年間服役することになっており,別に更卒という役があって,漢初には数年ごとに5ヵ月間服役した。これは武帝のときに毎年1ヵ月と改められ,同時に戍卒と力役は更賦300銭を納めることによって免除されることもあった。…

※「更卒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む