書立案文(読み)かきたてあんもん

世界大百科事典(旧版)内の書立案文の言及

【書立】より

…またその文書。目録書や家数人数書立がそうであるが,その際あらかじめ雛形として下付される文書を書立案文(かきたてあんもん)と言った。1592年(文禄1)豊臣秀吉が朝鮮侵略に備えて全国に家数人数書立の差出しを命じた人掃(ひとばらい)令の中に,〈奉公人ハ奉公人,町人ハ町人,百姓ハ百姓,一所ニ可書出事,但書立案文別紙遣之〉とあることはよく知られている。…

※「書立案文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android