書簡新聞(読み)しょかんしんぶん

世界大百科事典(旧版)内の書簡新聞の言及

【新聞】より

…これが新聞の起源とされるのは,新聞の特性である記録性,現実性,公開性,定期性を備えていたとみられるからである。しかし中世になると新聞類似物は存在せず,ようやく中世末期の15世紀になってから,貿易・通商活動の発達に伴って商業情報を主とするニュースへの需要が高まり,ニュースを手書きで複製し販売した〈手書新聞〉,手紙の形で送った〈書簡新聞〉が生まれた。15世紀半ばのグーテンベルクの活字印刷の発明以後は,ニュースを1枚刷にした〈フルークブラットFlug blatt〉が街頭で呼び売られた。…

※「書簡新聞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android