世界大百科事典(旧版)内の曾我秀文の言及
【秀文】より
…同種の印章を捺した《山水図屛風》(クリーブランド美術館),《林和靖図》(京都国立博物館)がのこるが,《墨竹図冊》の画風とは異なり,別人の筆かと思われる。江戸時代の画史が来朝明人で越前朝倉家に仕え曾我派の祖となったと伝える〈曾我(李)秀文〉との異同は不明であるが,活躍期は共通する。また,1530年(享禄3)に飛驒地方で没したという〈秀文〉は年代が異なり,別人であろう。…
※「曾我秀文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」