曾禰荘百姓等請文(読み)そねのしょうひゃくしょうらうけぶみ

世界大百科事典(旧版)内の曾禰荘百姓等請文の言及

【検注帳】より

…検注には莫大な経費を必要とし,そのおりには勘料の徴取が行われるなど,荘園側には不利の条件が多かったので,とかくこれを忌避する場合が多かった。貞和3年(1347)の醍醐寺領伊勢国曾禰荘百姓等請文によれば,この荘では建長(1249‐56)~文永(1264‐75)年間以来,実検が行われないできたが,現在では過去の故実を知る古老は死にたえて検注不可能であると訴えている。以上の例に徴するまでもなく,代替り検注帳はしばらくおき,一般の検注帳の作成の機会は,案外少なかったのではなかろうか。…

※「曾禰荘百姓等請文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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