世界大百科事典(旧版)内の曾禰荘荘官請文の言及
【検注帳】より
…かような徴税上の不便を補うために,名請人単位に集計整理されたものが名寄帳である。検注帳作成のときに作られたものもあるが,建武5年(1338)の醍醐寺領伊勢国曾禰荘荘官請文には,毎年9月中に名寄帳を領主に送付することを誓った史料があることから,作成は随時行われる場合もあったことがわかる。 検注帳の一種に内検帳がある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」