最劣等調整地(読み)さいれっとうちょうせいち

世界大百科事典(旧版)内の最劣等調整地の言及

【地代】より

…生産物に対する需要がD地の生産物を不可欠とする場合には,D地の生産物の個別社会的生産価格の4万円が農産物の市場価格を決定する市場生産価格となり,D地は一部が耕作され,一部に未耕地が残存することになる。 このD地を差額地代Iの最劣等調整地(地代)と呼び,需要の増減に対応してD地の耕作部分が増減して生産物の供給を増減させ,D地に未耕地が残存するかぎり,D地の生産物の個別社会的生産価格によって,農産物の市場価格が決定されることになる。この場合に,A地では4万円-1万円=3万円,B地では4万円-2万円=2万円,C地では4万円-3万円=1万円,の地代が単位生産物当りに形成される。…

※「最劣等調整地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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