世界大百科事典(旧版)内の最大刺激の言及
【刺激】より
…効果を現すに足りる最小の刺激の強さを閾値(いきち)と呼び,その逆数をその器官の刺激されやすさ,あるいは興奮しやすさの指標とする。ふつうは刺激を強くすると効果が大きくなるが,ある限度以上強くしてもはや効果の増大がみられぬとき,これを最大刺激という。また神経などのように刺激が閾値に達するとそこで最大の興奮がおこり,それ以上刺激を強めても効果の変わらぬとき,この興奮は全か無の法則(悉無律(しつむりつ)all‐or‐none law)に従うという。…
※「最大刺激」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」