世界大百科事典(旧版)内の最小必要追越し視距の言及
【道路】より
…この場合,vは設計速度vDの85%(vD=120~80km/h),90%(VD=60~40km/h),100%(vD=30~20km/h)とし,f′は湿潤状態の値を採用する。一方,追越し視距は,追越し可能と判断し加速しながら対向車線へ移行する直前までの走行距離d1,追越し開始から完了までの間に対向車線を走行する距離d2,完了時における追越し車と対向車との距離d3,追越しを完了するまでに対向車が走行する距離d4の4段階に分け,d1+d2+d3+d4を全追越し視距,2/3d2+d3+d4を最小必要追越し視距という(図1)。なお,曲線部などそのままでは必要な視距が確保できない場合は,内側の用地幅を広くとったり切土をする必要がある。…
※「最小必要追越し視距」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」