最小燃料制御(読み)さいしょうねんりょうせいぎょ

世界大百科事典(旧版)内の最小燃料制御の言及

【最適制御】より

… 上の例は最短時間制御とよばれる最適制御の一つのクラスに属するが,動作指標のとり方により種々の最適制御問題が考えられる。たとえばある初期状態から他の状態へ最小の入力パワーで到達させるための最小燃料制御や,出力の原点からの2乗偏差面積と入力パワーの大きさとの重みつき荷重和を動作指標とする最適レギュレーターなどがある。また制御対象のダイナミクスも微分方程式であらわされる集中定数連続時間システムだけでなく,差分方程式であらわされる離散時間システムや偏微分方程式であらわされる分布定数システム,統計的な外乱を含む確率的なシステムなどに対しても最適制御理論は確立されている。…

※「最小燃料制御」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android