世界大百科事典(旧版)内の有人飛行の言及
【宇宙開発】より
…すなわち,ソ連は57年11月3日にライカ犬をのせたスプートニク2号を打ち上げて無重量状態下において哺乳動物が生存できることを証明した。これに対抗してアメリカはマーキュリー計画という有人飛行計画を立て一連の飛行を開始し,61年1月31日にはチンパンジーを弾道飛行させた。人間が宇宙空間に進出したのは,初の人工衛星打上げからわずか3年半後であり,61年4月12日ソ連はYu.ガガーリンを人工衛星ボストーク1号にのせ,地球の周回飛行を行った。…
※「有人飛行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」