世界大百科事典(旧版)内の有柄式銅剣の言及
【銅剣】より
…ただし,当初のものは剣なのか槍先なのか区別しがたいこともある。 エジプト,メソポタミアでは,茎つき銅剣が主流を占めるが,青銅器時代後半になって柄身をともに青銅で鋳造した有柄式銅剣があらわれる。ルリスタン青銅器として知られるものの大半がこの形式で,柄の両縁を肥厚させ,把り(にぎり)の部分に木や象牙などを嵌めこんで持ちやすくし,関(まち)に半月形,柄頭に扇形の飾りを施したものもある。…
※「有柄式銅剣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」