有柄式銅剣(読み)ゆうへいしきどうけん

世界大百科事典(旧版)内の有柄式銅剣の言及

【銅剣】より

…ただし,当初のものは剣なのか槍先なのか区別しがたいこともある。 エジプト,メソポタミアでは,茎つき銅剣が主流を占めるが,青銅器時代後半になって柄身をともに青銅で鋳造した有柄式銅剣があらわれる。ルリスタン青銅器として知られるものの大半がこの形式で,柄の両縁を肥厚させ,把り(にぎり)の部分に木や象牙などを嵌めこんで持ちやすくし,関(まち)に半月形,柄頭に扇形の飾りを施したものもある。…

※「有柄式銅剣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android