有業方式(読み)ゆうぎょうほうしき

世界大百科事典(旧版)内の有業方式の言及

【就業人口】より

…一つは,調査期間前1週間といった短い期間を限って,その期間内における状態を把握しようとするものであって,現在actual方式あるいは労働力方式と呼ばれる。もう一つは,より長い期間(通常1年)をとって,その期間内におけるふだんの活動状態を把握しようとするもので,平常usual方式あるいは有業方式と呼ばれる。総務庁統計局が行っている日本の調査では,労働力調査(毎月),国勢調査(5年に1度)などは現在方式を採っており,就業構造基本調査(3年に1度)は有業方式となっている。…

※「有業方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」