《有機体の一般形態学》(読み)ゆうきたいのいっぱんけいたいがく

世界大百科事典(旧版)内の《有機体の一般形態学》の言及

【生物発生原則】より

…反復説recapitulation theoryともいう。ドイツの動物学者E.ヘッケルが,著書《有機体の一般形態学》(1866)の中で主張した〈個体発生は系統発生の短いくり返しである〉という学説のこと。C.ダーウィンが主著《種の起原》(1859)で〈自然淘汰説〉とよばれる生物進化の理論を提唱したのち,ヘッケルはこの説に全面的に賛同し,それにのっとってすべての生物の形態とその成立ちを,自称〈一元論〉的に説明するものとして《一般形態学》を書いた。…

※「《有機体の一般形態学》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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