世界大百科事典(旧版)内の有銎斧の言及
【青銅器】より
… 第3のくふうは,刃先の上に袋穂をつくり出し,この中に柄の末端を挿し込むものである。東アジアの有銎(ゆうきよう)斧(着柄のための穴をもつ斧)とまったく同じものであり,ヨーロッパでは後期青銅器時代になって一般的となる。青銅器研究の大家であったG.O.A.モンテリウスやO.ソフュス・ミュラーは,有銎斧は中部ヨーロッパの有翼斧から発達したものだと考えた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」