望江南子(読み)ぼうこうなんじ

世界大百科事典(旧版)内の望江南子の言及

【エビスグサ】より

… ハブソウC.occidentalis L.(英名coffee senna)はエビスグサにやや似ているが,羽状複葉は5~6対の小葉からなり,熱帯アメリカ原産の植物である。種子は漢方の望江南子(ぼうこうなんじ)で,エビスグサの種子と同様に利用される。 エビスグサが所属するカワラケツメイ属Cassiaは,熱帯を中心に約450種ほどを有するマメ科の大きな属で,薬用として有名なセンナをはじめ,ホソバセンナC.angustifolia Vahl.,ナンバンサイカチC.fistula L.,それにC.nodosa L.などの薬用植物を含むし,美しい花をつける種も多く,熱帯の公園や花壇にいくつかの種が栽植されている。…

※「望江南子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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