朝永=シュウィンガーの理論(読み)ともながシュウィンガーのりろん

世界大百科事典(旧版)内の朝永=シュウィンガーの理論の言及

【超多時間理論】より

…場の理論を相対論的に表現するための手法。朝永振一郎によって1943年に提出され,J.シュウィンガーによっても独立に拡張されたので朝永=シュウィンガーの理論ともいう。粒子の相対速度が光速cに比べて遅い場合(例えばふつうの原子中の電子の核に対する速度はc×10-5)には,量子力学は非相対論的なシュレーディンガー方程式で十分よく記述される。…

※「朝永=シュウィンガーの理論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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