朝鮮衡平社(読み)ちょうせんこうへいしゃ

世界大百科事典(旧版)内の朝鮮衡平社の言及

【衡平運動】より

…朝鮮の被差別民白丁(はくてい)の解放運動。朝鮮の各種民衆運動の高まり,日本の水平社の結成に促されて,1923年慶尚南道晋州で朝鮮衡平社が結成された。子弟の教育,差別糾弾などの運動を進め,内部での意見対立,一般民との紛争など問題を抱えながらも,公称40万人といわれる白丁を対象に朝鮮南部を中心に組織を拡大,100以上の支部をもった。…

※「朝鮮衡平社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android