木国(読み)きのくに

世界大百科事典(旧版)内の木国の言及

【紀伊国】より

…三方を海に囲まれ,長い海岸線を有するが,山がちで平地に乏しい。もと木国(きのくに)と表記したが,和銅年間に好字二字をあてて紀伊国と改めた。古来,良材を産し,素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子五十猛命(いたけるのみこと)が韓(から)より木種をもたらしこの国に播種したという《日本書紀》一書の所伝や,宮殿造営のための採材の忌部(いんべ)が住んだという《古語拾遺》の説は,木国の名の由来を物語るものである。…

※「木国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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