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木心乾漆 モクシンカンシツ

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デジタル大辞泉の解説

もくしん‐かんしつ【木心乾漆】

乾漆の一。→乾漆2

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内の木心乾漆の言及

【乾漆】より

…このように初めの型を除去して内部を空洞にした像を脱活(だつかつ)乾漆像または脱乾漆像と呼び,その作例は8世紀末までに限られる。 これに対して木心乾漆像とは,脱乾漆像の塑像原型の部分を木彫で作り,これに麻布を一重にはり以下は前者と同様にして仕上げたものをいう。木彫原型である木心部の構造は一木造のものや数材を組み合わせたものがあり,目鼻の概形を彫っているものも彫っていないものもある。…

【平安時代美術】より

…現存の像は近世初頭の復古作だが,その形制は当初像をかなり忠実に模しており,やはり旧仏教的な形姿であったことが想像される。おそらく製作も奈良時代の東大寺造仏所などの官寺系の工人を用いた木心乾漆造的な技法のものであったろう。796年初鋳の隆平永宝の銅銭をその掌に納入している唐招提寺金堂の薬師如来立像と840年ころの造立と考えられる広隆寺講堂阿弥陀如来座像の2軀の木心乾漆巨像からその作風を想定することが可能である。…

【木彫】より

…これらの造像や,中国からの檀像の将来に見られるように,天平後期の木彫は中国彫刻の新たな影響を受けて再開されたとも考えられる。またこの時代には木彫でおおむね形を作り,これに木屎漆を盛り上げて造型した木心乾漆像も多く製作されている。 この木彫再興の気運をうけて平安時代初期には,ヒノキやカヤなど木目の通った軟質の針葉樹材を用いた一木造の像が盛んに製作され,木彫は以後の日本彫刻史を通じて造像の主流となった。…

※「木心乾漆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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