《木戸幸一日記》(読み)きどこういちにっき

世界大百科事典(旧版)内の《木戸幸一日記》の言及

【木戸幸一】より

…戦後は極東国際軍事裁判で終身禁固刑に処せられたが,55年仮釈放された。1930‐48年にわたる《木戸幸一日記》は支配層の動向(特に宮中グループと軍部の抗争)などを克明に記録したもので,極東国際軍事裁判にも証拠物件として提出された。【木坂 順一郎】。…

【重臣】より

…これ以後の政変では木戸内大臣が主宰して同形式の重臣会議が開かれた。これらの議事は木戸の記録(《木戸幸一日記》)に詳しい。太平洋戦争の開戦にあたっては,天皇の発意で11月29日に宮中に元首相・枢密院議長を集めて政府重臣懇談会が開かれ,ついで天皇が直接に重臣の意見をきいた。…

※「《木戸幸一日記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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