木曾川総合用水事業(読み)きそがわそうごうようすいじぎょう

世界大百科事典(旧版)内の木曾川総合用水事業の言及

【木曾川】より

…これとは別に濃尾平野東部の丘陵地および知多半島の乏水地を灌漑する愛知用水が木曾川の兼山地点から取水されている。さらに現在,愛知,岐阜,三重の3県を対象に木曾川表流水を水源として農業,工業,水道用水および発電と洪水調節を目的とした木曾川総合用水事業が進められ,1976年に岩屋ダム(飛驒川の支流馬瀬川),翌77年には馬飼頭首工(祖父江町)が完成した。美林地帯として知られる木曾山が1612年(慶長17)に尾張藩の所有として認められ,木曾川は木材の輸送路としても重要な役割を果たしてきた。…

※「木曾川総合用水事業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android