木村俊徳(読み)きむらとしのり

世界大百科事典(旧版)内の木村俊徳の言及

【絵本】より

…また36年には,日本の絵本史に一時期を画した〈講談社の絵本〉が現れる。一方,大正から昭和にかけて主導的な役割を果たしていた絵雑誌《コドモノクニ》は,37年ころからいちじるしく読物性を強め,また色面による単純化の多い木村俊徳たちが活躍するようになるが,この画家たちによって37年に執筆された《小学科学絵本》(12巻)は,科学ものの先駆的な業績として注目される。これはアメリカのペーターシャムの影響ともみられる。…

※「木村俊徳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」