木質ペレット(読み)もくしつぺれっと

知恵蔵「木質ペレット」の解説

木質ペレット

おが屑(くず)やかんな屑など製材副産物や廃棄物を圧縮成型した小粒の固形燃料をいう。ペレットストーブ、ペレットボイラーの燃料として用いられる。形状は直径6〜9mm程度、長さ10〜25mm程度の円筒形で、原料となる木材種や使用部位によりホワイトペレット、バークペレット、全木ペレットに分けられており、燃焼特性や製造コストに差がある。また、(わら)やオリーブの種など、他の植物廃棄物を利用したペレットもある。 木質ペレットは燃焼させても二酸化炭素を排出しない(カーボンニュートラル)ので地球温暖化防止の目的に加えて、木材廃棄物が利用でき、運搬や取り扱いが便利なために、林業副産物や地域振興の観点からも期待され、とくに、近年の原油価格高騰への対抗策として急速に注目を浴びている。2007年9月には、日本木質ペレット協会が発足した。

(飯田哲也 環境エネルギー政策研究所所長 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉「木質ペレット」の解説

もくしつ‐ペレット【木質ペレット】

燃料にするために廃材・間伐材・おがくずなどを固めたもの。木質バイオマスペレット。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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