未の満水(読み)ひつじのまんすい

世界大百科事典(旧版)内の未の満水の言及

【信濃国】より

…開港によって蚕種,生糸生産は地元の横浜売込商の活躍とあいまって飛躍的に増大し,品質改良の必要から座繰器が急速に普及した。
[災害,騒動,文化]
 浅間焼け(浅間山)にはじまる1783‐86年の天明の飢饉(ききん)や1833‐36年の天保の飢饉,1715年(正徳5)天竜川水系の〈未(ひつじ)の満水〉や42年(寛保2)千曲川水系の〈戌(いぬ)の満水〉,また1847年(弘化4)の善光寺地震等々,信濃の民衆も重なる災害に苦しんだ。しかし,農村荒廃を食いとめ人口の漸増を保ち,生活向上を確保しえたのも事実で,これには領主収奪に抵抗する農民闘争の展開が大きかった。…

※「未の満水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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