本多上野介(読み)ほんだ こうずけのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「本多上野介」の解説

本多上野介 ほんだ-こうずけのすけ

本多正純(ほんだ-まさずみ)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の本多上野介の言及

【本多正純】より

…江戸初期の大名。徳川家康の側近。家康・秀忠の2代にわたって,のちの大老または老中に相当する役割を果たした。正信の長男。幼名は千穂,のち弥八郎を襲名。幼時から家康に近侍し,すでに83年(天正11)には家康の文書の取次ぎを務めている。1600年(慶長5)関ヶ原の戦に家康に供奉し,戦後家康が大坂城西の丸に入って以降,側近として国政に参画。01年,従五位下上野介。とくに07年家康の駿府引退以後は側近第一人者として万事をとりしきり,その権勢は,秀忠の側近に配置された父正信とともに〈父子あいならびて天下の権をとる〉(新井白石《藩翰譜》)と後世評された。…

※「本多上野介」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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