本業窯(読み)ほんぎょうがま

世界大百科事典(旧版)内の本業窯の言及

【窯】より

…瀬戸,美濃における竪狭間連房式登窯は,各房の幅に対して奥行きの狭い,段差の強いもので,上に向かって大きくなってゆく傾向を示している。この窯体構造は瀬戸古窯(美濃窯)と呼ばれる陶器焼成窯として定着するが,19世紀以降に始まる磁器生産に対抗して,より焼成室が広く,より勾配の緩い大規模な本業窯が生まれた(瀬戸焼)。 1616年(元和2)佐賀県有田町の白川天狗谷窯に始まる磁器生産窯は,各房の幅3.5m前後であるが,16房あり,全長53mという大規模なものであった。…

※「本業窯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む