世界大百科事典(旧版)内の本石米の言及
【若柳[町]】より
…迫(はさま)川流域の低地を占め,北東は岩手県に接する。江戸時代は仙台藩領で,迫川の水運を利用した〈本石(ほんこく)米〉の集散地として栄え,周辺では藩の奨励により新田開発が積極的にすすめられた。明治以降は栗原郡東部の商業中心地となり,また仙北平野の西部,いわゆる金成(かんなり)耕土の一角を占め,良質米ササニシキの産地としても知られている。…
※「本石米」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」