朴泰洵(読み)ぼくたいじゅん

世界大百科事典(旧版)内の朴泰洵の言及

【朝鮮文学】より

…文学は演劇とともに民衆との距離を着実に縮めつつあるといえる。テーマも多様化しており,金東里のように土俗の美をえがくもの,キムジハ(金芝河)のように都市と農村の社会的矛盾をえがくもの,趙世熙のように労働問題をあつかうもの,朴泰洵のように強引な近代化と物質万能主義に懐疑をなげかけるもの,尹興吉のように南北分断状況を自己の痛みとしてうけとめるものなどさまざまであるが,概して韓国の作品は日本の風俗小説や私小説的なものは少なく,広義におけるモラル,人間いかに生きるべきかという問いを追求する太い骨格をもっているといえよう。 一方,朝鮮民主主義人民共和国の文学は民衆を革命的世界観と共産主義思想で武装させるための教科書としての役割を担っている。…

※「朴泰洵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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