李広利の刀(読み)りこうりのとう

世界大百科事典(旧版)内の李広利の刀の言及

【刀剣】より

…後漢王朝はその儀礼制度のなかに百官の身分等級を示す佩刀の規則をことこまかに規定したが,南北朝から隋・唐においても,その傾向は変わることなく官品の差を表徴する機能をもった。 霊剣,宝刀にまつわる説話は,中国でも,玉を切るに泥を切るがごとしといわれた昆吾(こんご)の剣,匈奴遠征で軍中水なく,将軍李広利が佩刀をぬいて山を刺すと飛泉湧出したという李広利の刀など,豊富に伝承をのこす。そもそも黄帝,蚩尤(しゆう)といった伝説上の人物に,刀剣製作の創始が仮託されたりもするのである。…

※「李広利の刀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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