李朝鐘(読み)りちょうしょう

世界大百科事典(旧版)内の李朝鐘の言及

【朝鮮鐘】より

…ついには,乳郭の代りに上半部に菩薩像,下半部に鐘銘や八卦(はつけ)図などを陽鋳するものが現れ,元の影響が看取できる。李朝鐘は,製作手法がさらに拙劣になり,また,撞座がなくなったり,天人像に代わって菩薩像が顕著になるなどの特色を備える。日本にも南北朝時代から多数将来され,渡来した在銘鐘の最古のものである福井県常宮神社鐘や高麗鐘の岡山県観音院鐘など40数口が現存している。…

※「李朝鐘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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