李鉄鎗(読み)りてっそう

世界大百科事典(旧版)内の李鉄鎗の言及

【李全】より

…中国,山東省濰県の農民出身で,金末の反乱集団の首領。剛勇でよく鉄鎗(槍)を操ったので李鉄鎗と称せられた。1210年(嘉定3)に始まるモンゴルの侵入で首都防衛の自信を失った金国が中都(河北省北京市)を捨てて汴梁(べんりよう)(河南省開封)に遷都(貞祐南遷)してより以後,河北全域(河北・山西省)では治安が乱れ,各地に自衛をかねた盗賊集団が発生した。…

※「李鉄鎗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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