《杏園詩集》(読み)きょうえんししゅう

世界大百科事典(旧版)内の《杏園詩集》の言及

【大田南畝】より

…ただし次代の鹿津部真顔,宿屋飯盛らの狂歌界と関係なく,また門人もないが,世人の人気は蜀山人の狂歌に集まり,おのずから作も多くなり,文化末年(1817)ころから《千紅万紫》《万紫千紅》《四方の留粕》などの狂歌狂文集,自筆の《蜀山百首》として出版された。 晩年はむしろ江戸の代表的な知識人として高く評価され,江戸の文人墨客の番付には判定の立行司に据えられたし,青年時からの詩は《杏園詩集》として出版された。また好奇心旺盛に筆まめに書きとめた《一話一言》《俗耳鼓吹》などは生前すでに愛読者があって筆写され,《仮名世説》《南畝莠言》などは門人文宝亭編で出版されている。…

※「《杏園詩集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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