材料破壊(読み)ざいりょうはかい

世界大百科事典(旧版)内の材料破壊の言及

【接着】より

…したがって,接着剤を用いて形成した接着の破壊には,接着剤と被着体の界面破壊interfacial failure(あるいは接着破壊)と,接着剤層内で破壊が起こる凝集破壊cohesive failureがある。また,接着が強くて被着体自身が破壊する場合は被着体の凝集破壊(被着体破壊)であるが,材料破壊と呼ばれることがある。接着の破壊に抵抗する力は界面の接着力と接着剤の凝集力がもとになって生じるが,各種の試験法で測定される実際の接着破壊力は,この二つの力に加えて被着体,接着剤からなる全体の形状,それぞれの材料の強さ,それぞれの材料の弾性率と粘性(粘弾性),さらには変形の速さなど多くの因子に依存する。…

※「材料破壊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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