世界大百科事典(旧版)内の東アルプスの言及
【オーストリア】より
…〈東の国〉を意味するが,国土は,ヨーロッパの中央部を占め,ドイツはもとより,フランス,イタリアとも深くかかわりあい,ヨーロッパ史上,重要な位置を占めてきた。
【自然】
[地形,地質]
国土の総面積は北海道とほぼ等しく,その約2/3は東アルプス(アルプスのうち,ライン川上流とイタリアのコモ湖を結ぶ線より東側を指し,西アルプスとは地質構造のうえからも区分される)が占め,ボヘミアの森の南東部を合わせると国土の3/4は山地である。丘陵地,台地,低地は,アルプスの南東麓~東麓地域,ウィーン盆地およびアルプスとドナウ川間のアルプス前縁地に発達する。…
※「東アルプス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」