世界大百科事典(旧版)内の東三洞I期層の言及
【東三洞遺跡】より
…69‐71年の調査では,貝塚の層位が大きく三つの文化層に分けられた。最下層の東三洞I期層は,櫛目文土器が出現する前段階に位置づけられる。ここからは無文,丸底・尖底の小型鉢,口縁部に2条の交叉した短斜線列文をめぐらした尖底の小型鉢,隆起文のある平底の深鉢などと共伴して,縄文時代前期の轟式,塞ノ神式,曾畑式土器が出土した。…
※「東三洞I期層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」