世界大百科事典(旧版)内の東京かるた会の言及
【かるた会(歌留多会)】より
…明治に入ってから1対1の競技かるたが生まれ,研究団体,競技団体がつくられて各地で練習会を開催,選手は自分たちの技量を他流試合に求めはじめた。これに着目した黒岩涙香は,かるた早取法を考案し,東京かるた会を設立,会長となった。彼は従来の変体仮名の札を総平がなに改めた〈標準かるた〉を考案,この札で1904年2月11日万朝報新聞社の主催で第1回競技かるた大会を開催した。…
※「東京かるた会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」