世界大百科事典(旧版)内の東京府布達甲第27号の言及
【東京[都]】より
…直交する街路パターンをつくると同時に大通りを15間とするなど,かつてない大通りが生み出されたこの考え方は後の市区改正事業にもつながっている。
[土蔵造]
都市の不燃化については,その後81年に警視総監と東京府知事の連名によって〈東京府布達甲第27号〉が出され,実行されることによって実質的な成果を得ている。この布達では主要路線を定め,新築の建物はもちろん既存の建物でも煉瓦造,石造,土蔵造のうち一つを選んで建設することが定められた。…
※「東京府布達甲第27号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」