《東京景物詩及其他》(読み)とうきょうけいぶつしおよびそのた

世界大百科事典(旧版)内の《東京景物詩及其他》の言及

【北原白秋】より

…世紀末的頽廃趣味にあふれ,《海潮音》や蒲原有明の象徴詩を継ぐものであるが,11年には抒情小曲集《思ひ出》を出して歌謡作者としての素質も示した。13年,最初の歌集《桐の花》と第3詩集《東京景物詩及其他》を上梓。前者は伝統詩にフランス近代詩的な感覚を導入して新風を開いたものであった。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」