東京金取引所(読み)とうきょうきんとりひきじょ

世界大百科事典(旧版)内の東京金取引所の言及

【金】より

…78年4月には輸出も自由化され,日本は国際金市場の一環に完全に組み込まれ,その値決めも国際市場のドル建て価格を為替で調整する方式が浸透,一般の金保有が大きく進んだ。82年には3月に東京金取引所が発足,4月からは銀行,証券会社による金の窓口販売も開始され,日本は私的退蔵需要の拡大余地が最も豊かな市場と目されるに至った。【米良 周】。…

【銀】より

…国内の値決めも金同様に国際価格をにらんで日々変動する方式に移っていこう。東京金取引所に84年から銀が上場され,1日数回の立会となったため,こうした方向に拍車がかかろう。【米良 周】
[銀の象徴的意味]
 銀は古くより高貴な工芸品に用いられたほか,貨幣の材料となり,さらに貨幣の代名詞ともなった(銀子(ぎんす),フランス語のアルジャンargentなど)。…

【金市場】より

…対抗上伝統のロンドンで82年に五大業者も加わって先物取引所が発足したことにも,その影響力がうかがわれる。なお日本でも,82年東京金取引所が設立され,また銀行,証券会社が金の店頭販売に乗り出した。【米良 周】。…

※「東京金取引所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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