《東游叢録》(読み)とうゆうそうろく

世界大百科事典(旧版)内の《東游叢録》の言及

【呉汝綸】より

…〈文章は天地の至精〉とのべた彼は若くから文章家として名をはせ,当時の大官僚曾国藩,李鴻章のブレーンとして活躍,曾・李両人の上奏文の多くを書いたといわれる。1902年(光緒28),現在の北京大学の前身である京師大学堂の総教習となり,教育視察のため日本を訪れ,日本の三省堂から《東游叢録》(1902年10月)を出版,中国の学校制度確立に影響をあたえた。著書に《桐城呉先生全書》22巻などがある。…

※「《東游叢録》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android