世界大百科事典(旧版)内の東谷坨の言及
【旧石器時代】より
…山西省匼河(あんが)では黄土の下の砂礫層中から,公王嶺と同時期のチョッパー,チョッピングトゥール,スクレーパー,三稜尖頭器などの石器138点が発掘された。河北省東谷坨では地表下45mの泥河湾層中から約2000点の石器と切断痕のある多くの動物の骨などが発掘され,これも約100万年前までさかのぼるといわれている。 北京市の周口店にある石灰岩の洞窟は,約60万年前から15万年前まで続いたシナントロプスの遺跡であり,1927年以来長期間の発掘調査が続けられている。…
※「東谷坨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」