世界大百科事典(旧版)内の松かさの言及
【マツ(松)】より
…雌球花は楕円形または円柱形で,背面に茎鱗を伴う心臓形の種鱗(心皮)が密に螺生し,種鱗の内側に2個の胚珠が倒生する。受精は同年秋か翌春に行われ,翌秋またはまれに翌々秋に卵形ないし円柱形の球果(松かさ,松ぼっくり)が下垂または横向きに熟す。球果は種鱗のみが大きくなり,多くの種では先端が肥厚して露出部(鱗背)がひし形となる。…
※「松かさ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」