松原馬場町(読み)まつばらばんばまち

日本歴史地名大系 「松原馬場町」の解説

松原馬場町
まつばらばんばまち

[現在地名]彦根市馬場ばんば一―二丁目

下之馬場しものばんば町とも。観音堂筋かんのんどうすじ町の西にある武家町。町筋を北に行くと松原口に通じ、東の離島に松原御蔵がある。江戸後期、弓鉄砲組頭の高橋氏(禄高三五〇石)・細江氏(同三五〇石)、侍宗門改奉行の高橋氏(同三五〇石)、作事奉行の一瀬氏(同一二〇石)、松原蔵奉行の所氏(同一八〇石)、皆米札奉行の吉川氏(同一三〇石)、細工奉行の武笠氏、表医師の綺田氏、馬役の臼井氏などが住した(井伊家役人帳など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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