世界大百科事典(旧版)内の松島火力発電所の言及
【大瀬戸[町]】より
…沖合の松島では明治以後炭鉱が開発され,松島海底炭田として一時は活況を呈したが,1934年坑内への海水浸入によって閉鎖された。77年最大出力100万kW規模の松島火力発電所の建設が始まると関連企業の雇用が増加した。基幹産業は農林水産業で,特に漁業が盛んであり,古くは捕鯨も行われた。…
【電源開発[会社]】より
…一方1950~60年代には,エネルギー流体化革命のなかで,国の石炭政策に協力して国内炭火力発電所も建設した。これらのノウ・ハウを生かし,第2次石油危機後には日本で最初の海外炭専用の松島火力発電所(1981運転開始)を長崎県に建設した。また60年からは発展途上国に対し,おもに水力発電の技術協力を行っている。…
※「松島火力発電所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」