林崎甚助重信(読み)はやしざきじんすけしげのぶ

世界大百科事典(旧版)内の林崎甚助重信の言及

【居合】より

…居合の技法は,機に応じて座位より刀を抜き出すところをその特徴とするが,立っての技(立居合,あるいは抜刀術)もあり,また,柄を取られたり,組まれたりした場合,これを投げあるいはおさえるといった柔術的な技法も少なくない。居合流派の数は多く,なかでももっとも大きな位置を占めるのは16世紀後半の人,林崎甚助重信の神明夢想流(神夢想林崎流ともいう)で,林崎は〈抜刀の始祖〉といわれる。その伝系には,無楽流(長野無楽斎),田宮流(田宮平兵衛成正)をはじめ,新田宮流(和田平助),長谷川流(長谷川主税英信)など有力な流派が多い。…

※「林崎甚助重信」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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