柳原光愛(読み)やなぎはらみつなる

世界大百科事典(旧版)内の柳原光愛の言及

【柳原家】より

…藤原氏北家冬嗣の兄真夏の子孫で,日野家の支流。〈やなぎわらけ〉ともいう。権大納言日野俊光の四男権大納言資明(すけあき)を祖とし,鎌倉末期に創立された。柳原資明は日野資朝の弟で,長兄資名が光厳天皇の寵臣であったため,北朝に仕えて勢力を張り,柳原殿に住したのにちなんで柳原を姓とした。世々紀伝道をもって出身し,多くは文章博士に任ぜられたが,1471年(文明3)量光が文章博士に任じたのを最後に紀伝道を世襲する伝統が断絶した。…

※「柳原光愛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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