根古志形鏡台(読み)ねこじがたきょうだい

世界大百科事典(旧版)内の根古志形鏡台の言及

【鏡台】より

…この種の鏡台はちょうど立木を地面から引き抜いたような形姿を示すところから〈根古志形(ねこじがた)〉とも称されるが,また脚数の多いところから蛸(たこ)鏡台の別名がある。根古志形鏡台の遺品では,1179年(治承3)の高倉天皇行幸の際に奉納されたと伝承される春日大社古神宝類中の黒漆塗平文(ひようもん)鏡台が古い。類品は1309年(延慶2)に制作された《春日権現験記》にも描かれていて,宮中公家の生活の中に長く用いられているようすがうかがわれ,熱田神宮にも鎌倉時代末ころの遺品が伝わり,その流行のさまがしのばれる。…

※「根古志形鏡台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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