世界大百科事典(旧版)内の栽植農園の言及
【プランテーション】より
…17,18世紀以降に,先進資本主義国列強によって世界的に植民地化が進む過程で,熱帯・亜熱帯アジア,アフリカ,ラテン・アメリカなどの地域を中心に形成された大土地所有に基づく単一作物企業農園であり,栽植農園と訳されることもある。その成立の契機は,資本主義国貿易商はそれぞれの植民地の特産物,嗜好品,果実などを買い入れて本国へ輸入し,大きな利益をあげていたが,開発輸入によりさらに利益を増大させるために,大規模な直営農場を植民地で経営しはじめたことにあった。…
※「栽植農園」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」