桂元(読み)けいげん

世界大百科事典(旧版)内の桂元の言及

【リュウガン(竜眼)】より

…【岸本 修】 竜眼は,《後漢書》南匈奴伝に単于(ぜんう)への貢ぎ物の中に〈竜眼茘枝(レイシ)〉がみえるから,2000年前ころから栽培されていたと思われる。伝説によれば,福建興化の桂元という若者が害をなす悪竜を退治して犠牲となるが,えぐり取った竜の両眼を彼の墓にいっしょに葬ると,2本の大木が生え実をならせたので,この実を竜眼というようになった。桂元,桂円とも呼ぶ。…

※「桂元」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」